センターからMARCHレベルまで演習できる政治経済問題集5冊をご紹介

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政治経済は問題演習が重要!

政治経済は、授業で習ったり講義系の参考書をただ読んだりするだけでは得点力が身につかない科目です。覚えたあとは、問題演習を通してアウトプットしていく必要があります。

日本史や世界史と比較した場合、暗記量は少ないながらも、政治経済で覚えておきたい基礎知識がたくさんある上、それらを応用した計算問題なども出題されるので注意したいところです。今回ご紹介する5冊の参考書は、そうした政治経済の問題をしっかり解けるようになるものばかりですので、自分の状況にあったものを選んでください。

初学者におすすめの2冊『受験スイッチがはいる政治・経済基礎づくり』『マーク式基礎問題集 政治・経済』

最初にご紹介する2冊『受験スイッチがはいる政治・経済基礎づくり』『マーク式基礎問題集 政治・経済』は、今回ご紹介する5冊の中では易しい部類に入る問題集です。そのため、政治経済の勉強をこれから始める初学者の人にもお勧めできる教材となっています。ただし、2冊で役割が異なるので注意してください。

受験スイッチがはいる政治・経済基礎づくり』の方は、政治経済の重要語句を暗記するためのインプット系の問題集となっています。まだ何も政治経済の用語を覚えていない段階の人が、基礎知識を覚えるために使用する場合におすすめです。

もう1冊の『マーク式基礎問題集 政治・経済』は、覚えた知識を問題形式でアウトプットして整理するための教材となっています。こちらは、政治経済の入試で実際に出題された問題を易しいものに絞って掲載していて、選択式の問題で記憶がチェックできる教材です。

そのため、まだ何も用語を覚えていない人がいきなり『マーク式基礎問題集 政治・経済』に取り組んでも学習できません。先に『受験スイッチがはいる政治・経済基礎づくり』で用語を覚えた後、チェックのために『マーク式基礎問題集 政治・経済』を使うようにしましょう。これらの2冊を仕上げることで、入試に必要な政治経済の基礎知識は一通りマスターすることが可能です。

共通テスト対応レベルの2冊『共通テスト 政治・経済集中講義』と『共通テストへの道 政治・経済』

次にご紹介する2冊は、タイトルの通り共通テストレベルに対応した問題集です。『共通テスト 政治・経済集中講義』と『共通テストへの道 政治・経済』ですが、この2冊も先ほどと同様に、インプット用とアウトプット用に分かれていますので、用途を間違えないようにしてください。

共通テスト 政治・経済集中講義』は、用語のインプットと簡単な問題演習を兼ね備えた教材となっています。共通テストレベルの用語を覚えつつ、実際に出題された正誤問題を解くことで知識を整理することが可能です。一方、『共通テストへの道 政治・経済』は完全なアウトプット用の演習用教材となっています。問題を解くことで知識を整理したい人におすすめです。

なお、解説のわかりやすさは『共通テスト 政治・経済集中講義』の方が上で、逆に『共通テストへの道 政治・経済』の方はほとんど解説がついていませんので注意しましょう。『共通テストへの道 政治・経済』は、一通りの知識暗記や内容理解がすんだあと、とにかくたくさんの問題を解いていきたいという人にはおすすめの問題集です。問題をたくさん解くよりも、1問ずつ丁寧に理解を深めていきたいという人には『共通テスト 政治・経済集中講義』をおすすめします。

センターからMARCHレベルまで含む『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集』

最後にご紹介する『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集』は、共通テストレベルからMARCHレベルで出題されるような知識まで幅広く収録しています。すべて一問一答形式の問題集となっていて、この1冊に書かれている知識をしっかりとインプットすれば、MARCHレベルの入試でも十分に通用するような教材です。

共通テストだけで政治経済を利用するという人には難易度が高すぎる語句も含まれているので、ハイレベルな入試問題が解けるようになるための基礎固めとして使うのがおすすめです。なお、『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集』は難易度が高いながらも解説が詳しくてわかりやすいので、一通りインプットした基礎知識をさらに深めたいひとにも役立つ教材となっています。

また、同じシリーズの別冊『畠山のスパッととける政治・経済爽快講義』という講義系の問題集と対応していて、セットでそろえるとさらに学習効率が上がるのでおすすめです。

まとめ

今回は、政治経済の基礎からセンター、そしてMARCHレベルまでに対応する5冊の問題集をご紹介しました。簡単なものからハイレベルなものまで一通りありますので、現在の自分の政治経済の学習状況や最終的に目指しているゴールに合わせて、適切なものを選んでください。

どの問題集から始めればよいのか迷っている人は、まずは易しいレベルのインプット用の教材から学習を始めて、徐々に難易度の高い教材にステップアップしていくことをお勧めします。最終的には、自分が志望する大学の過去問を解くようにしてください。今回紹介した問題集で演習を積み重ね、合格点を勝ち取りましょう。

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